コダワリはドライビングポジション

バックスキンのステアリングと、長いシフトレバーと紅いノブ

GRヤリスに対する理屈コネ太郎の最大のコダワリはドライビングポジションである。

しっかりホールドされた体幹から続く手脚の先に、ふわりとした距離感でステアリングやシフトノブや各種ペダルがある事が願いである。

理屈コネ太郎はドライビングスキルも体形もヘッポコドライバーなので、GRヤリスの動力性能の上の方ではクルマを振り回せない。かなり下の領域でしか遊べない。

しかしそれでも、自分なりの速度域で思い通りの走りを体験したい。

そんな安全マージンたっぷりな領域で、自分の思い通りのドライビングで思い通りにクルマを動かしてみたいのだ。

そしてそのためには、何にもましてドライビングポジションが最重要なのである。

長いシフトレバーと紅いノブ、バックスキンの小径ステアリングを導入後のGRヤリスの運転席を運転者目線から見た。

現状のドライビングポジションにはほぼ満足なのだが(詳細はココをクリック)、最近、もっと改善するかも知れない…と思わせるパーツ(クスコの当該パーツのWEBにココをクリックしてジャンプ)を発見し、すでに発注してしまった。

理屈コネ太郎のGRヤリスには、CAE社製のクイックシフターが導入されているので(詳細はココ)、果たしてこの新パーツが適合するかどうかは実際に組付けてみるまではわかないが、勘だけど、たぶん大丈夫そうな感じがしている。

ダメならそれはそれで仕方ない。

もし、目論見とおりこのパーツがドライビングポジションを更に改善してくれたら、もう最高に嬉しい。

あとは、アクセルペダルをもう少しヒール&トゥしやすいモノにすれば、ドラポジはより完成に近づくだろう。

そうなれば、より痛快に楽しめるはず。

愉しみである。

そうやって仕上げた愛機2020年式GRヤリスRZHPで、いつか手元に来るであろう格段の改良を施された2024年式GRヤリスRZHP GR-DATに挑んでみたい。

まあ、どうせ勝てないだろうけど、自分のスキルを磨くには良い目標設定だと思う。

人には時として、コダワリや、追求する理想がある。それは他人には全く理解不能で非合理的で滑稽に見えたりもする。

しかし本人は至って真剣にコダワリ、理想を追求しているのだから、そういう求道者に対して理屈コネ太郎は決して「で結局どうしたいの?」とか「それやるんだったら〇〇〇した方がいいじゃん」などと本人に替わって問題設定したり解答を出したりするような無配慮で僭越な事は言わない。

見かけた求道者によほど興味があれば話かけるが、大抵は遠くから眺めつつ「ああ、彼もまた求道者なのね…」と、軽くある種の仲間意識を抱くだけにしている。

とにかく、2020年式GRヤリスRZHPにおける理屈コネ太郎のコダワリはドラポジを決めて、動力性能はノーマルのままで3ペダルHパターンMTでの自分のドライビングの理想を追い求める事。

これまでの約3年間のGRヤリスとの対話を通して、理屈コネ太郎の中に形成されてしまった「やりたいこと」である。

還暦のオッサンの追い求める夢としては、ややバカバカしく、非生産的だとわかっているのだけれど、やりたいのだから仕方ない。

飽きるまでやろうと思う。

というわけで、パーツが届いて組付けて具合が良かったらまたご報告します。(後記 組付けたらこれまたサイコー。詳細はココをクリック)

今回は以上ん。

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